持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国を含めて取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
三菱商事ケミカルは、企業理念の礎である三綱領に基づき、事業活動を通じて、17のゴールと169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)」の達成に貢献していきたいと考えており、持続可能な成長のための経営上の課題として、環境・社会・ガバナンス(ESG)の視点を取入れた「サステナビリティ重要課題」(マテリアリティ)を特定しています。
三菱商事ケミカルでは、SDGsの17のゴールと169のターゲットについて、各部署からの代表によるタスクフォースを立ち上げ、社会の動向をグローバルな視点で捉え、中長期的な企業価値の向上において、重要かつ優先的に取組むべき40個程度の課題を抽出しました。
抽出した重要課題候補を基に「社会課題貢献度」と「当社事業の重要度」を座標軸としてマッピングし、優先順位の高い項目を絞込みました。
絞り込まれた重要課題と、目指す姿や影響の範囲を整理し、5つの重要課題を明確にしました。
特定された5つのサステナビリティ重要課題について、三菱商事ケミカルの取組みは以下となります。 企業理念体系の実践を通じ、三菱商事ケミカルはSDGs達成へ貢献します。